就任のご挨拶
日本暖地畜産学会会長
山内 伸彦
(九州大学 大学院農学研究院)
この度、伊村嘉美先生の後任として日本暖地畜産学会の会長を拝命しました九州大学 大学院農学研究院の山内伸彦です。
2008年に西日本畜産学会と日本草地学会九州支部が統合して設立され、現在の日本暖地畜産学会が発足してから18年の歳月が経過しました。さらに前身の日本畜産学会九州支部の発足は1950年11月ということですから、70年以上の歴史を誇り地域の畜産の発展に大きな貢献を果たしてきた学会です。歴史と伝統ある本学会の会長職をお預かりするにあたり、その責任の重さを深く感じております。
現在、九州を中心とする暖地畜産は、飼料・エネルギー価格の高騰、気候変動による高温ストレスや疾病リスクの増大、担い手不足など、多くの課題に直面しています。これらの課題解決には、暖地特有の環境条件を踏まえた科学的知見と、現場に即した実践的研究の融合が不可欠です。本学会は、研究成果の共有と人的交流を通じて、持続可能な畜産の発展に貢献してきました。今後は若手研究者や現場技術者の育成を一層推進し、九州から日本の畜産の未来を支える学術基盤の強化に努めてまいります。会員の皆様のご支援を賜りながら、本学会のさらなる発展に尽力する所存です。
最後になりましたが、これから2年間、福岡県の会員を中心に学会事務局を担当することとなります。今後とも日本暖地畜産学会の運営に協力いただけますようお願い申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。
2026年1月23日
