第12回日本暖地畜産学会大分大会 関連シンポジウム開催決定!

   「三大学連携畜産基盤GP教育の実施および同教育終了シンポジウム」
    ―わが国暖地の風土に立脚した日本型畜産の構築に寄与できる
       三大学連携人材育成教育プログラムの実施に携わって―

趣旨:宮崎大学、東海大学および南九州大学の三大学は、平成21年度に文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」に採択され、これまでの畜産学教育を基盤にしつつ、各大学の特徴を活かし、農場から食卓までの一連の流れを網羅した連携教育プログラムを確立した。本プログラムは、畜産物の生産を国際的生産基準(GAP等)に則って管理し、我が国の風土に立脚した日本型畜産の創造と実現に係る構想および構築に寄与できる人材を養成することを目標とし、文部科学省に採択されてから令和元年度までの10か年間実施してきた。この10カ年で輩出した本プログラム修了生は、家畜および飼料の生産から食品製造まで幅広い分野を修め、これからの我が国の畜産を担う人材として活躍が期待される者も少なくない。
本プログラムを通して、彼らが「学び」、「気づき」そして「自ら考え」、現在のキャリアへと結びつけたことが、三大学が連携・実施してきた本プログラムにおける教育の大きな成果となっている。この成果について、大学だけでなく、修了生そして地域の公設試験場あるいは関係機関とともに意見を交わし、我が国の持続的な畜産を見据えた、これからの九州・沖縄地域ひいては我が国の「地域に合った畜産学教育」そして「これからの畜産学教育」について考えるシンポジウムを開催する。

日時:令和元年10月27日(日)13:00~15:00
場所:ホルトホール大分408会議室(大分市金池南1-5-1,http://www.horutohall-oita.jp/)

スケジュール
1) シンポジウムのスピーカー紹介 (宮崎大学・石井 康之) 5分

2)三大学連携による畜産学教育の確立と実施(宮崎大学・徳永 忠昭) 10分

3)宮崎大学からの発表 20分
3)-1実施状況と本プログラム修了生の紹介(宮崎大学・酒井 貴志)
3)-2 宮崎大学卒業生からみた連携教育プログラム(宮崎大学・卒業生)

4)東海大学からの発表 20分
4)-1 実施状況と本プログラム修了生の紹介(東海大学・樫村 敦)
4)-2 東海大学卒業生のからみた連携教育プログラム(東海大学・卒業生)

5)南九州大学からの発表 20分
5)-1 実施状況と本プログラム修了生の紹介(南九州大学・竹之山 愼一)
5)-2 南九州大学卒業生のからみた連携教育プログラム(南九州大学・卒業生)

6) 休憩 10分
7) 総合討論 30分
8) 閉会の挨拶(東海大学・岡本 智伸) 5分

主催:宮崎大学教育企画委員会,東海大学教育企画会議,南九州大学教育企画委員会
後援:宮崎大学農学部,東海大学農学部(予定),南九州大学健康栄養学部,環境園芸学部